「どんな人が好き?」
「好みのタイプは?」
合コンなどで女性に聞いて、こんな答えが返ってきたことはありませんか?
「優しい人」
それを男性側もわかっているからこそ、優しい男を演出している人をよく見るんですが…ちょっと違うんですよね。
男性が考えている「優しさ」は、どうしても女性に媚びた優しさになったり、ただ優しいだけになってしまうもの。
意識すればするほど女性が理想としている「優しい人」とはかけ離れてしまうんです。
そんな声が聞こえてきそう…。
なので、女性が求める男性の優しさについて、わかりやすく解説します!
何か根本を勘違いして「やさしいだけの男」になっているかもしれないので、参考にしてください。
目次
最初にお話ししたように、男性が考えている「優しさ」は女性にあまり響きません。
意図して優しくするのって疲れますよね。
それなのに優しさの方向性が間違っていると、無駄になってしまうんです。
ここでは間違った優しさをいくつか例に挙げますので、自分に当てはまることがないかチェックしてみましょう。
間違った優しさ1
とにかく何でも女性に尽くす男
- 女性の言いなり
- 送り迎え
- 金銭面など様々な面でサポート
かなり古い言葉でアッシー・メッシーなんて呼ばれていたパターン。
これは優しい男性という言うより、優しいだけの男性・便利な男で終わります。
男性女性問わず問答無用に尽くされると、恋愛感情を持てません。
優しさと尽くすのは違うということですね。
間違った優しさ2
意見がない男
女性に気を遣ってるつもりかもしれませんが、正直ガッカリするセリフの一つ。
女性に意見を聞いてるというより、丸投げされてる気分になってしまいます。
お店に限らずデートプランなどは「〇〇と△△のどっちがいい?」と言った感じで、選択肢を出してくれるのが理想。
女性の希望を叶えるのと、女性に丸投げするのは全然違うということを、覚えておいてくれると嬉しいです。
間違った優しさ3
自分の知人にしか優しくない男
- エレベーターで乗りたい人がいるのに、開ボタンを押さない
- お年寄りに席を譲らない
- 飲食店で店員に横柄に振舞う
このような事があるとガッカリ。
友達や気になる女子にやさしいのは、正直当たり前です。
気になるのは世間一般の人に対して、優しい心を持てるのか?ということ。
間違った優しさ4
誰にでも優しい男
先ほどの話と矛盾してるようにも見えますが、要は自分を特別扱いして欲しいってこと。
特にどんな女性にでも優しいのはNG、嫉妬心を招いて機嫌を損ねます。
みんなに優しいのは大切ですが、もっと大切なのは彼女(好きな人)への特別扱い。
優しい男性ほど彼女を大切にできていないというのは、特別扱いが上手ではないのかもしれませんね。
- 男性の考える優しさは
「その場の機嫌取り」 - 女性の考える優しさは
「本質的なこと」
ここまでは男性が勘違いしがちな優しさについて、お伝えしてきました。
では女性が求める「優しい人」は、結局どんな人のことなのか。
具体的に見ていきましょう。
女性は男性と違い、出産できる年齢に限りがあります。
そのため結婚はまだ…と思っている女性でも、付き合う男性は「良い夫・パパ」になるか無意識でチェックしてしまうんです。
特に結婚が視野に入る20代半ばからは意図的に結婚を見据えたパートナー探しをするように。
つまり家族をないがしろにする、子供に冷たいなどは絶対NG。
これはありがちなダメパターンですが、
こちらは好印象。
さじ加減ひとつで女性の印象は変わります。
無条件にただ優しくするのは、本当の優しさではありません。
相手が間違ったことをしたときには叱り、うまく行かないときには励ましてくれるのが媚びない優しさ。
女性が何をしてもニコニコして叱らないのは子供を放置して育てているのと同じで、女性をどんどんダメにしてしまいます。
さらに何をしてもYESというのでは、自分の意見がなく大事なときに信用できません。
例えば職場でイヤなことがあったとき。
お酒を飲んでストレス発散できる人もいますが、誰かに愚痴を聞いてもらわないと気持ちを消化できない女性もいます。
どんな些細なことでも「くだらない」なんて思わず、真剣に話を聞いてくれるのは女性はかなり嬉しいです。
体調不良のときには気遣い、家事をサポートするなど物理的な手助けも大事。
男性が困っているときや余裕がないときに、女性に八つ当たりしないことも重要ですよ。
- ちょっとしたことで動じない
- 他人の失敗を大らかな気持ちで支えられる
- 感情に任せて態度を変えない
- 細かいことを気にしない
正直、こんな男性を嫌いだと言う女性は滅多にいません。
明るくいつもプラス思考の男性は、人間的にも魅力的。
逆に友達はたくさんいても、相手によって態度を変えるような男性は女性に好かれません。
あれこれとモテる優しさを考えるより、人間的に魅力的な大きい男を目指す方が近道。
女性が言う「優しい人」を突き詰めて行くと、気持ちと器の大きな男性になります。
これってつまり、男らしい人が好きってこと。
男らしいというと体格が良いとか腕っぷしが強い人を想像するかもしれませんが、それは違うんです。
そう思う男性がいても、不思議ではありません。
現に見た目重視の女性はいますし、男性でも家庭的な女性が好きといいつつ本当は美人がいいって人はいるはず。
ただ結論として、優しい男はモテます。
顔がいい男性・スタイルがいい男性がモテるのは、若いときだけです。
女性も20代になれば「顔だけ良くてもダメ」ということがわかっています。
デートプランは丸投げだしお金もなく奢らされるし、付き合ってよかったと思ったことはほとんどなし。
当然顔や年収が良いにこしたことはないんです。
ですが、優しいフツメンと性格が悪いイケメンだったら、大人の女性は、ほぼ間違いなく優しいフツメンを選びます。
だからと言って、焦って「優しい男」になろうとすると、女性には伝わらない嘘の優しさを身に着けるだけ。
モテる優しさにはなりません。
さりげない優しさ・器の大きさを身に着けるには、男女問わず身の回りで「人間として大きい」と感じる、人気のある人を参考にすると良いですよ。
イケメンが好きっていうと感じが悪いから、とりあえずそう言っておく…という人は多いです。
逆にいつまでも男性の容姿にこだわる女性は、ワガママで扱いにくい可能性大。
中身の良さを見抜ける女性を捕まえられるように、女性が求める優しさを身に着けてくださいね。
本当の優しさが身につくと男女問わず自分の周りに人が集まるようになるので、自然と彼女もできやすくなります。
焦らず少しずつ、「女性に求められる優しい人」を目指してくださいね!